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二胡奏者のチェン・ミンさんの大ファンの私が発信するファンだより。 二胡関連の音楽や私の二胡練習記録など、、、、ミン友&二胡友の集まるブログになればいいな〜
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『小川の辺』を観て
小川の辺「田鶴は、、、、手向かってくるであろうな」

  藩命は 妹・田鶴の夫である親友を討つことであった。(オフィシャルサイトより)


先日、献血した後に藤沢周平 原作の映画『小川の辺』を観てきました。

この原作はまだ読んでなく、原作を読むより映画が先という初めてのケースとなりました。

数多く藤沢作品を読んでいる方なら想像に難しくない、いかにも藤沢周平らしい内容の映画でした。


己の意思や想いも ”御上の声”となる藩命の前ではどうする事も出来ない武士という立場。

剣のライバルであり親友である妹の夫を”討つ”ために射手として妹夫婦が潜伏しているであろう地へ旅する間に幼少時からの妹との関わりや、家族のように共に育った若者 新蔵の存在、そして新蔵と田鶴との関係、、、が少しづつ明らかになってくる。

本当に何の奇をてらう事もなく淡々と物語は進みクライマックスへ向かい生き残った三人がそれぞれ帰るべき場所、心のよりどころを得たという事は嬉しい結末だったように感じます。

『山桜』につづき藤沢作品に主演した東山紀之の侍姿は凛々しく、役柄がじつにハマっていました。

「武士の一分」などの山田洋次作品の藤沢周平 映画はこれでもか!?ってくらい”庄内弁”丸出しで嬉しかったですが他の監督作品は武家の言葉ばかりで海坂藩(藤沢周平作品に多く登場する庄内をモデルにした架空の藩)らしさは出てないのは寂しい気も、、、、


個人的には 奥さん役の尾野真千子という女優さんの存在を知りましたが実に魅力的な女優さん。
調べてみたらNHKの次期 朝の連ドラ主演なさるとか?

今後、注目してみます。

JUGEMテーマ:映画
| 藤沢周平 | 15:04 | comments(0) | - |
映画『必死剣 鳥刺し』
 鳥刺しこの週末から公開されたかねてより楽しみにしていた二本の映画を観てきました。

まずは藤沢周平 原作の『必死剣 鳥刺し』

原作は読んでいるはずなのに「こんな内容だったっけ?」っと、良い意味でビックリ。
原作を読んだ際には自分の中でそれほどまでに強い印象を抱いた作品ではなかったらしい

メンズデーとはいえこういう作品にけっこうお客さんがいたのは嬉しいことです



豊川悦司 演ずる主人公の兼見三左エ門を通じ藩政の膿みや矛盾を淡々と見せ、その藩政を牛耳る 中老 津田民部(岸部一徳)に己の信念に反しながらも利用され 帯屋隼人正(吉川晃司)と剣を交えることに。

前半の静けさから緊迫感を徐々に盛り上げ後半の凄まじいい殺陣へ展開。

緊張感がビシビシ伝わる重々しい殺陣はテレビドラマのソレとは一線を画し、吹き出る血しぶきも古い手法を敢えて採用しているんだと監督の意図を感じました。

そんな重苦しい展開に叔父の三左エ門に健気に尽くす里尾(池脇千鶴)が安らぎをもたらしてます。

叔父と姪から男と女に変わった翌朝の演技などは素晴らしく、その里尾の存在が”死に場所”を探していたであろう三左エ門の心境に変化をもたらし最後の殺陣に表現されていたと思います。

ラストの赤ちゃんを抱き三左エ門を待つ里尾の姿がせつかったです。

alanさんが歌うエンディングテーマ曲も

「トイストーリー3」へつづく

JUGEMテーマ:映画
| 藤沢周平 | 10:55 | comments(0) | - |
映画『花のあと』
花のあと ず〜〜〜〜〜っと楽しみにしていた「花のあと」を観てきました。

何度も小説やこの映画についてブログに書いてきましたが (こちら や こちら

原作に忠実に また丁寧に合い上げられていて満足でした

一番の心配?だった北川景子さんも殺陣や着物姿、その作法に至るまでじつに素晴らしく 若者に人気のチャラチャラした方ではなくキチンと女優業に取り組んでいる方なのだと感じる事が出来ました。

原作中の 以登は 大きな口元とややつり上がった目元を気にする女子なのですが、そう言われればそう見えるし
まぁ、そんな人物像は映画が進むうちに気にならなくなっておりました。

 以登が淡い気持ちを抱く孫四郎役の宮尾俊太郎さん、ウマいのか?ヘタなのか?は良くわからないのですが、婿入りした事で慣れない重役を仰せつかったタドタドしさがにじみ出ておりました。
以登と庭で行なった試合のシーンの殺陣はバレリーナらしい身のこなしで綺麗でした。

廻りの共演陣は期待通り

孫四郎を罠にはめその妻との密通を続ける藤井勘解由役の市川亀治郎さん、まさにハマり役です!!
「武士の一分」で似たような役を演じた坂東三津五郎さんはイメージに合わずずっと気になっていたのとは違い、素直に憎い勘解由に徹していて

そして、絶賛すべきは以登の将来の旦那様、片桐才助を演じた甲本雅裕さんでしょう
許嫁が一度竹刀を交えただけの孫四郎のことを気にし、その為だけに命をもかけた戦いに望むという意味を薄々と感じながらも以登をも大きく包み込む器のデカイ男をじつに巧みで見事に演じ切っておりました。

実際、そんな男はいないと思うし 鈍感極まりない男なのですが 些細な事を気にかけず与えられた仕事を全うするというその姿勢に以登は最終的には惹かれていくのですから
(後に以登に子供を7人も生ませたそうです)

以登の孫四郎へ対する恋心も花とともに散り、その花のあとには、、、、、、、、、もしかしたら以登と才助との新しい物語があった。

と、いう意味をを込めた「花のあと」というタイトルだったのかも???と、感じ取れるほどの監督の演出でした。

人間、どこかで区切りをつけ現実と向き合っていくものなのだと 藤沢周平さんもおっしゃりたかったのかな、、、、


最後に、北川景子さんは黒髪の方がずっとず〜〜〜〜っと、素敵に見えます

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| 藤沢周平 | 08:15 | comments(2) | - |
映画『花のあと』制作発表
 私の好きな作家 藤沢周平氏の原作がまた一本映画化されます。


好きな短編小説でもあり、実際に小説の舞台とされる地を自分の足で訪ねて来ているだけに思い入れのある作品です。

この春より地元 鶴岡市でクランクインしたのは知っていたのですがキャスト陣は未発表のままになっていました。

8月に検索してみたら いつの間にか 公式サイトや主演に決まった北川景子さんブログ上で発表になっていました。


主演の以登役は誰になるのか???

私のなかの以登は”男勝り”で”けっしてモテるタイプ”の娘ではなかった。

ほのかな想いをよせた相手が その妻とある男のよからぬ関係により苦しみ、、、、

私なりに想いを巡らせてはいましたが北川景子さんは全く思い浮かばなかった。

ドラマやCMでその存在はちらっとはありましたがあまりに時代小説とはかけ離れた感のある方でしたので、、、、、

どちらかというと月9で共演していた貫地谷しほりさんの顔は思い浮かびましたが、、、、、

共演陣の脇はビシッと固まっていて安心出来そうですが主役のお二人には良い意味で私の不安を払拭し以登と孫四郎になりきっていただきたい。

2010年春 公開作品ながら既にクランクアップしているようです

今朝のワイドショーで制作発表をやったのを見ましたが

なんか、主演のお二人のプライベートな関係だけが話題になってしまったようで



どうぞ、いい映画に仕上がっていますよう







| 藤沢周平 | 16:04 | comments(0) | - |
『山桜』
山桜新潟では6/7(土)公開になった藤沢周平原作の『山桜』を観てきました。

監督が原作に惚れ込み丁寧に、丁寧に作り込まれたのがうかがえる出来栄えでした。グッド
以前も書きましたが原作は僅か二〇数ページの短編。
読み手の想像力にゆだねられた原作には描かれていない時間経過と手塚弥一郎という人物の人となりを、野江の弟の道場での様子や手塚弥一郎が視察に廻っている貧農の一家の境遇を通じ描いた脚本は見事だと思います。


その手塚弥一郎は東山直之が演じているわけですがセリフもごく僅かしかないなか正義感に満ち溢れた武士を見事に演じていました。
キリッとした立ち振る舞い!キレイな殺陣!表情だけの演技!
普段からストイックな彼ですからこういった武士役というのはハマり役なのかもしれません。
強いて言えば投獄中の姿も多少髪が乱れている程度なのがあまりにノーノー
監督の演出というより東山さん本人が汚れていく姿をファンには見せたくなかったのかもウィンク

主役の田中麗奈さん、どうしてもCMやドラマの印象があったりで私が抱く野江の印象とは少し違っていたものの、劇中を通し野江像というものをうまく演じていたと思います。
『出戻りめが!!』と、夫に苛まれる度に夫に投げかける視線の描写が原作にも映画にも何度も出てきます。
監督はきっと、この目の演技を彼女のチャームポイントの印象深い目で演じてほしかったのかな!?

脇を固める役者陣はベテランばかりで安心して観ていられました。
その中でやはり富司純子さんは圧巻の存在感です。

ラストシーンにしか登場しないのですが家の奥からその姿が見えただけで(三度も原作読んでいるために)私一人がこの先のシーンを先読みしジ〜〜〜〜ンポロリ

原作のラストシーンのカット割りが私のイメージにあまりに鮮明にあったのでスクリーンに映る田中麗奈さんの涙と表情だけにはちょっと、、、、、(これはあまりにも原作のこのシーンの描写が素晴らし過ぎるんですぴかぴか

それでも庄内の景色を含む映像も本当に素晴らしい映画でした。

「武士の一分」や「蝉しぐれ」に比べプロモーション的にも地味で上映映画感も少ないようです。が、こういった作品がもっと多くの方々に受けいられる世の中になってほしいです。

映画を観てあらためて 野江の境遇と風雪に耐えひっそりと花を咲かせる山桜を重ね合わせた藤沢周平の文人としての素晴らしさを感じずにはおられません。

そうそう、全編に流れるチェロとピアノ中心の音楽ムード
ジャーさんのコンサートでお馴染みの四家卯大さんでした♪

いつもおジャマする『電網郊外散歩道』のnarkejpさんの映画「山桜」の感想も良かったら参考にし映画館へ足を運んで下さい!カチンコ

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| 藤沢周平 | 17:04 | comments(4) | - |
気になる二冊
気になる二冊昨夜は仕事終了後ギター倶楽部の練習会へ。

二週間後の館内ミニ発表会のプログラム決め。

私は二胡で『リベルタンゴ』、仲間とコブクロの『愛する人よ』に参加予定。
ここのところのゴタゴタでの練習不足がモロたたり、練習での出来はボロボロです(汗)

帰りに蔦屋へ寄ってずっと気になってる本を二冊購入。
二胡友のYukoさんが以前 紹介していた『引き寄せの法則』(図書館に予約したがなかなか順番がまわって来ず)と間もなく公開予定の映画『山桜』の原作が納められている「時雨みち」

「山桜」はわずか二十数ページの短編でアッという間に読み終えた。

早春の海坂藩の美しい風景、野江と弥一郎の心情が私の心のスクリーンに映し出される。
あの二十数ページにこんなにも深い世界観を描き出す藤沢周平の文人としての素晴らしさをあらためて感じると共にあまりに自分の中に「山桜」のイメージが出来上がってしまい映画を観るのが少し、、、、、、、、イメージ通りの映画だといいなウィンク

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| 藤沢周平 | 12:36 | comments(6) | - |
小説の周辺 (文春文庫)
藤沢周平のエッセイをまとめた一冊です。
全体的に「海坂藩」の名前の由来でもある俳句の投稿誌「海坂」関連の俳句や短歌に関するエッセイが多く私の俳句や短歌の理解度では少々難しく、この一冊読み終えるまで他の本をつまみ読み?していたしだいですたらーっ
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| 藤沢周平 | 17:45 | comments(0) | - |
春秋の檻-獄医立花登手控え〈1〉
藤沢 周平
命の輝きのまぶしさ
目の付け所が鋭い
時代小説の素人探偵
今回の上京作戦、長〜い長〜い旅のお供は「ほんぽーと」から借りて来た本が二冊とカセットにダビングしたミンさんの音楽と落語。(アナログ人間なので持ち歩くのはipodじゃなくいつもカセットです)汗
道中、乗り換えなどが多くて結局この一冊しか読めませんでした。

江戸で医者をしている叔父の元に居候をしながら医学を学ぶ立花登は柔術の腕前も優れた医者の卵の好青年。
医師としてその存在に憧れていた叔父は実は飲んべえで奥さんの尻の下に敷かれ、そんな両親に甘やかされて育った娘 おちえは立花を下男のように扱う。
叔父に代わり獄医(牢屋の罪人を診る医者)を任され、何故か囚人たちの願いを聞き入れてしまってたびたび事件に巻き込まれてしまう。

私もダビングしたテレビドラマではこの主人公をデビューしたばかりの中井貴一が演じていました。

お医者さんなのに私立探偵のような推理力と刀にも素手で渡り合う柔術の腕前、それに加え岡っ引きなどの手を借り事件を解決する行動力を備え持っているんですから、、、、、、立花は江戸時代のスーパーマンかもしれません。(私生活での目立たなさと事件を鮮やかに解決するそのギャップが)

4巻までのシリーズ物ですが、囚人たちがこれからどんな難題を立花に持ちかけるのか?
おちえとは結ばれるのか?などなど、今後も事件のバリエーションも豊富そうで素直に読み物として楽しい作品です。

時間がある時にダビングしてあるドラマも追々と見ようと思います。
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| 藤沢周平 | 09:24 | comments(2) | - |
闇の梯子 (文春文庫)
藤沢 周平
市井ものもいいが、やはり武家ものは絶品!
表題作以外も良い
入墨
表題の「闇の梯子」を含む短編が5話 納められています。
じつはこの本、読みかけのままず〜〜〜〜っと放置して”落語系”の本を読みふけってました。
藤沢周平の初期作品にある一種の暗さから途中で逃避したわけです汗

「父(ちゃん)と呼べ」
大工の徳五郎が仕事帰りに偶然見かけた物盗りの現場。逆に捕り抑えられた父親の盗人の子供を自分の子供として育ててようとする。
ようやくその子供(寅太)が徳五郎を「ちゃん」と読んだ矢先に、、、、、、、

寅太を中心にいろいろな愛情のカタチが見え、老いていく男のやり場のない切なさが。

「闇の梯子」
先日、スカパーで放送された『海坂へ〜藤沢周平・心の故郷』という番組の中で
胃を病んで死んでいく清次の女房のおさきは 同じく胃の病で亡くなった藤沢周平の奥様の事を書いたと言う話しを当時の編集担当者が語っていた。
著者は ”書く” という行為でその悲しさや やるせなさを紛らわしていたそうです。

「入 墨」
ふたりの娘を見捨てたはずの入れ墨者(前科者)の父親が最後にみせる ”父親としての情” 同じ二人の娘を持つ父親として複雑な気持ちで読んでました。
父は本当に耄碌していたのか?耄碌したことを装って娘たちに近づいたのか?
父親失格の男も父親としての情を忘れていなかったのがせめてもの”救い”。 

「相模守は無害」
海坂藩内の陰謀を公儀隠密の箭八郎が探り、一旦は決着を見たはずだったのだが、、、、
自分を欺いた海坂藩家老神山相模守を追いつめていく明楽箭八郎の執念と箭八郎に関ったふたりの女が描かれてます。

題材としては「用心棒日月抄」に通じるものがありながら面白みというか明る部分が全く無いのは今となれば”惜しい”気がしてきます。

「紅の記憶」
個人的に「花のあと」の男女逆ヴァージョンのような印象を受けた。

「紅の記憶」だけでなく 読み手がどう捉えるか?にとらわれず作者の当時の気持ちをそのままぶつけた作品集だったように思う。

そのためでしょうね、読んでいて胸が苦しく一気に読み切れなかったのは。

しかし、これらの初期作品を書く事で妻の死から立ち直り、その後の「用心棒日月抄」以降の読み手がワクワクするような作風に繋がっていったというのだから、藤沢周平ファンとしては通らねばならない一冊です。

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| 藤沢周平 | 17:36 | comments(0) | - |
中村俊介版「よろずや平四郎活人剣」を観て
スカパーでテレビ東京制作の「よろずや平四郎活人剣」全八話を観ました。

以前、中村俊介が平四郎ってどうなのかな???なんて、疑問視していましたが、、、、、、これが以外に良かったですたらーっ
今もスカパーで再放送中の高嶋政則版より原作に忠実(政治的な部分はやや”軽め”に描かれていましたが)でした。
許婚 早苗と平四郎の関係もNHK版ほど複雑では無く原作に近いカタチだったのも好感が持てます。
早苗役の北川弘美さんは日本髪がお似合いでしたからもっと時代劇で使ってもらえるといいと思います。

中村さんは時代劇の経験は浅いのでしょうから殺陣のシーンのギコチナさはご愛嬌として、ソレを補うに余りある”爽やか”な神名平四郎を演じていました。
ただ、衣装部の方達に一言。
その日暮らしの浪人にしては平四郎の身なりがキレイ過ぎノーノー
だからこそ”爽やかさ”に通じているんですがたらーっ

原作読んだ際のウキウキした気持ちをこのドラマを観て思い出すことが出来たのでグッドです。
藤沢作品の中でもお茶の間に届けるにはこの作品は明るさがあるから何度もドラマ化される題材なんでしょうネ。

「よろずや平四郎活人剣」に関する私の過去ログ
よろずや平四郎活人剣
新 腕におぼえあり よろずや平四郎活人剣
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| 藤沢周平 | 17:43 | comments(0) | - |