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二胡奏者のチェン・ミンさんの大ファンの私が発信するファンだより。 二胡関連の音楽や私の二胡練習記録など、、、、ミン友&二胡友の集まるブログになればいいな〜
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風の果て〈下〉
評価:
藤沢 周平
文藝春秋
¥ 500
(1988-01)
まずはタイムリーな事に。「風の果て」がこの10月にNHKでドラマ化されるらしい。
主演は佐藤浩市。あの大蔵ヶ原を映像ではどう見せてくれるのか?楽しみです。

(下)巻でまずは一蔵を自らの手にかけた事で変わっていった市之丞の様子がなんとも私を暗くする。(しかし、決してこの手の暗さは嫌いじゃないけど)
一蔵の妻と同居までするようになるのだから市之丞とこの妻の二人の心中は、、、、、
また、市之丞は忠兵衛の陰扶持を貰っているのでは?と、いう疑問も生まれる。

杉山忠兵衛は権力を手に入れた事で自ら腐り始めてしまう、周りをイエスマンで囲み自分の思うようにならない又左衛門を執政から排除にかかる。
しかし、又左衛門はそうはさせまいと政権交代時に忠兵衛が策した陰謀を暴き逆に執政の中心に座った。
このあたりの二人の関係を描く描写は解りやすくグッと引込まれました。

しかし、その執政の中心に治まった又左衛門が果たし合いを避けるために市之丞を探すうちに己のやってきた事を振り返りながら心境に変化があらわれる過程は女々しい私には解りづらい部分も(笑)
市之丞との果たし合いを受け剣を交わえる二人の姿はそんな複雑な想いを超えたまるで青春映画の殴り合いのような爽やかささえ感じました。

市之丞が果たし合いを望んだ真意は私には解りませんでしたが病魔に冒され余命幾ばくもない男が以前 一蔵を切って人生を狂わせた罪滅ぼしにせめて最後は己の命を友によって葬ってほしかったという単純な願いだけだったのかも?

又左衛門にしても願った出世も手にした、その象徴である”大蔵ヶ原”の開墾にも成功した。
しかし、その果てには何が残ったのか?と、弱気で人間味ある一面ものぞかせてくれた。
トップに立つ男は常に孤独と言う事なのか?
この5人を通し”男としてのの価値観”は一概には推し量れない物だと思った。


| 藤沢周平 | 09:38 | comments(4) | trackbacks(1) |
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コメント
ドラマは単発でしょうか?連続でしょうか?
青年時代は誰がやるのでしょうね。
いずれにしても楽しみです。
| マーチ | 2007/03/27 10:31 PM |

junctionさん、こんばんは。
お久しぶりでございます。

【風の果て】はまだ読んだ事がないのですが、ドラマ化されるのだったら楽しみに待っていようかな〜と思っています。
でも、10月まで待てるかしら・・・(笑)

| にゃぼ | 2007/03/27 10:52 PM |

マーチさん、はじめまして。
たぶん単発ながら2〜3回の連続といった感じではないでしょうか?

>青年時代は誰がやるのでしょうね。
ある意味 佐藤浩市だと現在、過去どちらに置いても中途半端な年かも?しれませんね。
| junction | 2007/03/27 10:55 PM |

にゃぼさん、いらっしゃ〜い。

「蝉しぐれ」に比べるとちょっと重いし暗いんですが読み終わった後には何故かすっきり爽やかな感じがありました。
いつか、読み直そうと思う作品です。

そういえばBSだと「蝉しぐれ」の再放送していたらしいしもうすぐ「三屋清左衛門残日録」の再放送が始まるらしいですよ。
我が家はBS未加入(涙)
BS入ろうか?DVDを買った方が良いのか?迷ってるんですワ。
| junction | 2007/03/27 11:01 PM |

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