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秘太刀馬の骨
評価:
藤沢 周平
文藝春秋
¥ 540
(1995-11)
まずは今まで読んだ藤沢周平作品のなかで一番庄内弁の話し言葉が登場した作品でした。懐かしがったごと〜ニコニコ

秘太刀 馬の骨主人公の浅沼半十郎が所属する派閥の長であり家老の小出帯刀に呼び出されたところから物語が始まるのだがこの小出家老、「蝉しぐれ」の里村家老並み?いや、それ以上に「曲者」の匂いがプンプン。
半十郎は小出家老の命令をうけ家老の甥である石橋銀治郎と共に6年前に起きた家老暗殺に使われたとされる秘太刀「馬の骨」を遣う者を探し出す事になる。
秘太刀を授かったと言われる者達の弱みを握り渋々立ち会わせる銀次郎の姿と子供を夫のせいで失ったと思い込み「鬱病」気味の妻とのやりとりを半十郎の視点から読むことになります。
が、こと妻とのやり取りでは一向に病は治らず 上手く心の通わない事に不満を抱きながらも 望んで嫁にもらった若かりし頃を振り返りながら、気長に妻の回復を待つ半十郎の姿と 只今 相方とちょっと”冷戦”中の己の姿をすり合わせてみたりするたらーっ

銀次郎は秘太刀の使い手を探す事は出来たのか?小出家老の思惑は?
物語の主軸はソコにあるはずなのに私といえば、、、、、、、まさにタイムリーな私事と相まって読み終えた後には半十郎の妻がラストでみせる姿ばかりが私の心を占めたのでした。
もしかしたら、作者もそれが狙いだったりして???

いつもどおり派閥闘争や殺陣の描写もさることながらこの『秘太刀馬の骨』にも矢野藤蔵と妻のエピソード、半十郎と妻 杉江のエピソードをふんだんにちりばめたように夫婦間、男女間の奥深〜い心の動きの描写が素晴らしい書き手ですネ?藤沢周平は。
| 藤沢周平 | 12:22 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
トラックバックありがとうございます。杉江さんの心の呪縛がとける最後の場面は、ほんとに心うたれる、いいエピソードですね。私も大好きな場面です。一昨年の金曜時代劇では、このせっかくのエピソードを削ってしまってまして、残念な気がしました。
| narkejp | 2007/04/07 11:14 AM |

narkejp さん、こちらこそありがとうございます。

犯人(馬の骨の使い手)探しばかりではなくいろんな要素をあれだけたくみにちりばめる藤沢周平の素晴らしさには毎度驚かされます。
テレビシリーズはどれも見ていないんです。が、あの場面削ったら杉江さんを演じた女優も可愛そうです。
| junction | 2007/04/07 2:43 PM |

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藤沢周平『秘太刀馬の骨』を読む
昨夜の金曜時代劇を見て、原作を読み返した。浅沼半十郎は、小出家老から六年前の筆頭家老暗殺の際、『馬の骨』という幻の剣が使われたこと、そしてその剣を伝授された暗殺者の探索を命じられる。探索は、家老の甥の石橋銀次郎が行い、半十郎は協力者として同行すること
| 電網郊外散歩道 | 2007/04/07 11:09 AM |